はてなブログ、はてなブックマークの取り組み

はてなの取り組みや目指したいことについて、「はてなブログ」ディレクターのid:onishiと、「はてなブックマーク」ディレクターのid:yanbeに話を聞きました。
  • id:onishi はてな設立に参加。チーフエンジニア。2011年よりはてなブログディレクター。
  • id:yanbe 2011年4月入社。エンジニア。2013年8月よりはてなブックマークディレクター。

はてなのサービスの中でも中核を担う「はてなダイアリー/はてなブログ」と「はてなブックマーク」は、それぞれどのように生まれたサービスだったのでしょう。

onishi はてなは、2003年に最初のブログサービス「はてなダイアリー」を、2005年にソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」を、そして2011年に新しいブログサービス「はてなブログ」をリリースしました。はてなダイアリーは「Webで日記を書く」+「キーワードでつながるWikiシステム」の組み合わせという、ツール寄りの発想から生まれましたが、同時に「コミュニティ」としても盛り上がっていくものになりました。日記と日記がつながっていったんですね。

yanbe はてなブックマークも同様です。最初のベータリリース時(2005年2月10日)は、自分のためにブックマークして、それがまとまって人気エントリーができるというツールであって、実はコメント機能は付いていなかったんです。しかしリリースから数日してブックマークのコメント機能が実装されました。それ以降、コメント欄の存在が、どんどんコミュニティを形作っていきました。

これらのサービスを通じて、何を実現していこうとしていますか?

onishi はてなでは、ユーザーさんの自己表現を促進していきたい、という思いをもってサービスを開発しています。ブログで発信して、それがブックマークで多くの人に届く。ブログとブックマークが、ユーザーさんの自己表現のための両輪となることを目標としています。2011年に「はてなブログ」として新たにブログサービスを作ったのも、表現する人を支持したい、もっと表現する場を作りたい、という考えからです。

yanbe コメントにはてなスターを付ける機能や、お気に入り機能などを通じて、はてなブックマークはどんどんコミュニティサービスとして進化していきました。最近は、そうした表現やコミュニケーションから生まれたコンテンツを、より良い形で届ける、ということも実現しようとしています。

今後の具体的な挑戦について教えてください。

onishi 今後は、もっと「書き手の後押し」に取り組んでいきたいと思います。発信することによって、楽しくなったり、フィードバックを得られたり、収益を得られたり、友達が増えたり、新たな情報を得られたり……そういった体験を増やしていきたいです。

yanbe はてなブックマークでは、ユーザーさんのブックマークやコメントによって集まったデータをうまく活用し、より新しい価値を提供しようと取り組んでいます。これまでは「新着エントリー」や「人気エントリー」という形で新しい情報を提供することが中心でした。今後はそれに加えて、ユーザーさんが付けたタグデータを活用する、ターゲット層に合わせて見せ方を工夫するなどに取り組む予定です。技術を利用して、より幅広いユーザーさんに、より良い情報が届くような仕組みを作っていきたいと思います。