はてなサマーインターン2013

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はてなサマーインターンはWebエンジニアとして働くことに興味がある学生のためのインターンシップです。「Webエンジニアとしての技術を身につける」「実際にはてなのサービスのコードを書き、リリースする体験を得る」という2つの目的を持っています。2008年よりはてな京都オフィスで開催をスタート。2013年で6年目を迎えました。

2013年は「Webサービス開発コース」「大規模システムコース」の2つのコースを設定し、8/12~9/6の平日20日間・10名が参加しました。前半課程(10日間)でWebサービス開発に必要となる基礎トレーニングを密度の濃い講義を通して学び、後半課程(10日間)では各チームに配属されて実サービスの開発に取り組みました。

CTOからみる
インターン2013の内容と
参加者の総括
インターンの意義と醍醐味

今年もはてなサマーインターンを開催しました。6年目となるはてなサマーインターン2013は、全国津々浦々から集まった10名のインターン生が4週間の日程をこなしました。はてなサマーインターンの特徴は、Webサービス開発に必要な技術を一通り学び、その技術を使って実際にプロダクト開発とリリースを行うことです。今回は、Webサービス開発コースと大規模システムコースの2つを用意し、はてなが提供しているサービスに直接かかわるか、それらのサービスを支えるシステムを技術的に深掘りするかを選択することができるようにしました。

インターンの前半課程の2週間でWebサービス開発に必要な技術を集中的に学習します。中には苦労する人も出てきてしまいますが、Webサービス開発の経験がなかったインターン生も、期間の終わりには、機能のリリースまでを行うことができるようになります。また、機能をリリースするということは、単に機能を作るだけではなく、将来的なメンテナンスを想定して保守性を良くしたり、期間に間に合わせるためにスピード感のある開発を行うことも経験する、ということです。さらに、リリース後は多くのユーザーさんからの生の反応を得られるため、Webサービス開発の醍醐味を味わってもらうことができました。

インターンのカリキュラムは、はてなでの最新の開発手法が反映されるように毎年アップデートを行っています。数年前と今回とでは、講義内容がずいぶんと進化しています。進化したインターンカリキュラムは、はてな教科書という形でも公開しており、Webエンジニアの間でも大きな話題となりました。

今年のインターンシップでも、Webサービスを触ったことがない方から経験者まで、サービス企画を好む人から技術寄りの人まで、より幅広いタイプの人材に参加してもらえたと思っています。はてなのインターンシップのもう一つの特徴として、インターン生同士の仲の良さがあります。これまでのインターンシップの経験者も、その後の進む道は違ったとしても数年後も関係が継続するような交流ができています。

はてなサマーインターンは、来年もぜひ開催したいと考えています。Webサービス開発の経験をしたい、という方の参加をお待ちしています。

Web技術の広がりを体感

前半課程では、はてな独自のWebサービス開発手法について、各サービス開発を担当するエンジニアやディレクターが講義しました。全11回の講義を通じて、企画、設計から開発、リリース、運用に至るまで、Webサービス制作過程の全体を学びます。各講義では毎回課題が出され、全課題をクリアした参加者のみが、後半の「Webサービス開発」「大規模システム開発」に進めます。

カリキュラム