ソリューション

はてなブログMedia 事例紹介

はてなブログMediaへの移行で「運用効率が3倍」に。ぐるなびがオウンドメディア『みんなのごはん』を始めた理由

はてなブログを使って企業のオウンドメディアを構築できる『はてなブログMedia』。第一弾として、株式会社ぐるなびの『みんなのごはん』に導入されました。システム移行の感想や使いやすいポイント、またぐるなびのオウンドメディア戦略について、担当の株式会社ぐるなび 企画開発本部 コミュニケーション部門 伊東周晃(いとうのりあき)様にお話を伺いました。

みんなのごはんとは
ぐるなびが運営するグルメ情報コンテンツ。ほぼ毎日更新。面白いグルメ記事から、ちょっとためになるグルメ情報まで、さまざまなコンテンツを更新中!

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/

移行前と比較して「運用効率が約3倍」に

――そもそも、ぐるなびはなぜオウンドメディアを始められたのでしょうか。

現在、ぐるなびが持っている店舗データベースが約50万店あります。そのうち詳細情報が掲載されている店舗が約14万店あって、およそ1万店以上のお店様が毎日何かしらの情報を更新されています。これらの情報は「外食したい」というときに閲覧されているのですが、それとはまた別軸で、外食ニーズがまだ顕在化していない人たちにも読んでもらえるような、エンタメ性の高いコンテンツを提供できればと思い、みんなのごはんをスタートしました。

コンテンツはいろいろ試行錯誤してきて、初期はインタビュー型のコンテンツから始めました。最近では、くらふとさんの「ゆかい食堂」や田中圭一さんの「ペンと箸」など、マンガコンテンツも提供しはじめています。「食」をテーマにすることをルールとしながら、テキストで読ませる記事からマンガ、さらに統計情報をインフォグラフィックで紹介したりと、いろいろなフォーマットにトライしている“ごった煮”感が、みんなのごはんの特長ですね(笑)

――今回、管理システムをはてなブログMediaに移行されました。以前のツールと比べていかがでしょうか。

はてなブログMedia導入前に使用していたシステムと比べて、管理画面がとても使いやすくなりました。以前使っていたシステムでは、独自仕様について社内マニュアルを作っていましたが、はてなブログMediaに移ってからは説明が不要なくらい使いやすくなりました。また、管理画面の動作が軽かったり、時間がかかる再構築(リビルド)が不要だったりと、日々の更新作業を行っていく上でのストレスが軽減されたので、担当者の実感では、運用効率が約3倍ぐらいにはなっていると思います。最近は予約投稿や複数人編集機能も追加されたので、さらに便利になりました。

あとは「読者になる」購読機能が特徴的だと思います。一定数のファンを獲得していきたい私たちからすると、PVやUU、ソーシャルメディアでのシェア数などではない、もう1つの軸として、購読者数はわかりやすい指標になっています。購読者が増えたり、ユーザーさんに言及された際にも、管理画面の右上に通知されるのですぐわかります。「使いやすいブログツール」という側面に、「読者になる」購読機能による集客機能がバンドルされている点が、はてなブログMediaの魅力だと思います。

はてなブログ管理画面

「複数人編集」機能でクリエイターの持ち味を活かす

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――社内の運用体制について教えてください。

もともと私の部下1名が兼務で運用していましたが、最近1名追加して、2名体制にしました。基本的に社内で企画を立て、ライターさんやクリエイターさんと編集会議などをしながら進めています。企画は、「はてなブックマーク」をはじめとするいろいろなサイトを見ながら、ネットで話題になっていることや、みんなが何に興味を持っているのかを考えながら、試行錯誤しています。担当者に必要な素養としては、やはり「インターネットが好きかどうか」という部分があると思います。インターネットが好きで、どんなサービスやコンテンツが話題になっているのかをひたすら考えられるのは、プラスだと思います。

――外部のライターやクリエイターにはどのように依頼されているのでしょうか。

現在、10名程度のライターさんやクリエイターさんとやりとりさせていただいています。最初にぐるなびやみんなのごはんについて説明させていただいて、企画の大筋が決まったら、あとは基本的にオンラインで完結させています。

みんなのごはんでは、ライターさんやクリエイターさんの持ち味というか、表現を極力活かすため、管理画面に直接投稿していただくこともあります。はてなブログMediaの複数人編集機能を使い、下書き保存までしてもらって、最終的な本番公開はぐるなび側で作業します。

たとえば【胃弱メシ】シリーズなどをお願いしているバーグハンバーグバーグさんなど、バズるコンテンツを得意にしている方は特にそうなのですが、行間を大事にされることがあるんです。原稿をWord文書やテキストファイルでいただいて弊社側で編集画面に入力しても、その持ち味が伝わらなかったりするんです。再現できないというか……。クリエイターの意図を100パーセント活かすには、管理画面から直接投稿いただけることが、運用面ですごくプラスだと思っています。

外食のモチベーションを刺激するメディアに

――みんなのごはんを開始されてからの反応はいかがですか?

みんなのごはんをスタートして、ソーシャルメディア上で「ぐるなびがこんなことやっているんだ」「ぐるなび攻めてるなぁ」みたいな反応が出てきて、良かったと思っています。ぐるなびの真面目なイメージを、ポジティブに裏切るきっかけになったと思います。

――やはりユーザーさんの反応は気にされるんですね。

気にしますね。「食べたくなった」とか「行きたい」というような反応があると、こちらとしては「やった!!」と嬉しくなります。まだまだ規模は小さいですが、人の気持ちを少しでも動かすことができているなという実感は、メディアを運営する醍醐味ですね。もちろん、良質なコンテンツを提供していただいているライターさん、クリエイターさんのお力があってのことですが。

――社内からの反応はいかがでしょうか?

社内からの認知も増えてきました。もともと社内でも先行的にスタートした取り組みが、実際に話題になったり、トラフィックを生むようになったりして、一定の成果につながっています。また、社内から「こういった企画をやりたいのだけど、まずみんなのごはんで試せないか」と相談されることも増えています。少人数で始めた取り組みが、社内の事例として参照されるようになったのは嬉しいですね。サイトとしてのぐるなびの幅を、ある程度広げるきっかけになったと思います。

――最後に、みんなのごはんの今後について教えてください。

みんなのごはんは、ぐるなびの既存の枠にとらわれず、いろいろなことにトライしていこう! とスタートしました。その精神を忘れずに、ソーシャルメディアや「はてな」での反応もしっかりと見ながら、今後も“ごった煮”サイトとしてトライしていきたいです。ぐるなびに対する真面目なイメージが和らいで、親近感を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです。

――ありがとうございました!

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